サラダ油の危険性とアルツハイマー病の関係 – 脳科学専門医が提唱する新説

食品・添加物

こんにちは〜mikoです!
桜もすっかり花びらが落ち、新緑の季節がやってきました。
樹齢何十年経っても、毎年毎年鮮やかな緑の葉をつけ、素晴らしい花を咲かせる樹木のパワーを目の当たりにして、私もいつまでも若々しくいたいものだと痛感します。

あ、今ウンウン!って頷きましたね。笑
そんな同感いただいた方に、ぜひ今日は読んでいただきたい内容です。
それでは〜いってみよう!

はじめに

これまで、サラダ油に含まれるリノール酸(オメガ6)は健康に良いと言われてきました。特定保険食品マークがついていたり、健康にいい!などとラベルに大々的に書かれているものもありますね。

しかし本当に体にいいのでしょうか?

脳についてのご著書がたくさんある脳科学専門医の山嶋哲盛氏は、サラダ油が脳と体に害を及ぼすと提唱しています。

アルツハイマー病の原因に関する従来の仮説

アルツハイマー病の原因としては、長年、脳内に蓄積する「アミロイドβ」という物質の関与が疑われてきました。「アミロイド仮説」では、アミロイドβが脳内に蓄積し、老人斑として沈着することで神経細胞が死滅していくと考えられてきました。しかし、近年、この仮説に疑問を呈する研究者が増えてきました。

山嶋氏の新説:ヒドロキシノネナールがアルツハイマー病の原因

山嶋氏は、「ヒドロキシノネナール」という毒性物質こそがアルツハイマー病の原因物質であるという新説を提唱しています。

ヒドロキシノネナールと聞いても、みなさんピンとこないですよね。ヒドロキシノネナールの「ナール」というのは、「アルデヒド」の別名で、実は両者は同じ物質だそうです。

「アセトアルデヒド」といえば、二日酔いの時の原因物質ですね。アセトアルデヒドであれば24時間以内に分解されて体外に排出されるので、さほど問題はありませんが、ヒドロキシノネナールは体内に残り続け、少しずつ蓄積されていく非常に厄介な代物だそうです。

このヒドロキシノネナールですが、まさか自分が日頃から口にしているなんて皆さんご存知ないと思います。なぜなら、この物質は、サラダ油に含まれるリノール酸が、炒め物や揚げ物など200度前後の熱が加わることにより変性し、ヒドロキシノネナールに変化するんだそうです。こっこわい!

この毒素が脳と体を酸化させ、様々な疾患を引き起こすとともに、脳の海馬を萎縮させ、もの忘れやアルツハイマー病、脳血管性認知症の原因となるというのです。

推奨される食用油

山嶋氏は、洋食にはオリーブオイル、和食にはごま油を推奨しています。

例えばごま油ですが、ごまに含まれるセサミンの強い抗酸化作用により、加熱時の毒素生成が抑えられるんだそうです。また、えごま油やアマニ油も推奨されています。これらの油は、リノール酸の弊害を制御するα-リノレン酸(オメガ3)を多く含み、炎症や中性脂肪の増加を抑制する効果があります。ただし、酸化しやすいため、加熱調理には向かず、ドレッシングなど生で使用するのが適しているとのことです。

脳の構造と海馬の役割

脳は、大脳、脳幹、小脳に分けられ、大脳は左右の半球に分かれています。海馬は大脳側頭葉の内側部に位置し、記憶の形成に重要な役割を果たします。アルツハイマー病でみられるもの忘れは、この海馬の萎縮が原因と考えられています。海馬は一生新しい神経細胞が生まれ続ける特殊な部位ですが、酸化ストレスに非常に弱いという性質があります。

サラダ油の精製過程の問題点

大量生産されるサラダ油は、石油由来の溶剤を用いて不自然な方法で搾油されます。有害物質や不純物を取り除くために高温加熱処理が複数回行われますが、この過程でも大量の毒素が生成されるのです。精製工程を経ることで、常温でも液状で透明度の高い食用油ができあがりますが、毒素生成の原因はこの精製過程にあると山嶋氏は指摘しています。

サラダ油から身を守るには

山嶋氏は、少なくとも3ヶ月間、安価な大量生産のサラダ油を避け、抗酸化作用の高い油を使用することを推奨しています。比較的早い段階で、脳と体の変化を自覚できるはずだといいます。

当店のオススメ商品

当店では、宮崎県三股町で化学肥料や農薬を一切使用せずに生産された、貴重な国産の胡麻油とエゴマ油を販売しています。100ml入りで酸化する前に使い切れるサイズとなっております。ご両親へのプレゼントにも喜ばれること間違いなしです。ぜひ料理にお使いください。

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