牛乳は本当に体に良いのか? – 骨粗鬆症との関連性

乳製品について

最近では日本食離れの日本人も多く、朝はパンにヨーグルトという方も少なくありません。
しかし、私たちの先祖は昔、酪農では生きておりません。ですので、欧米人とは違い、ほとんどの日本人は牛乳に含まれる乳糖を分解する酵素活性が低いことがわかっています。

戦後の日本における牛乳消費の増加

それなのに、日本は戦後、アメリカから牛乳を買わされ、ずっと学校給食で子供達が毎日牛乳を飲まされ、犠牲になってきました。(今もそうです。。。)

牛乳は仔牛のための飲み物

ちなみに牛乳というのは、もともと仔牛が飲むものですよね。それを離乳期を過ぎても、ましてや大人になってもずっと飲み続けるというのは、いかがなものでしょうか。

牛乳でお腹を壊す子供たちはずっと、「牛乳を飲んでカルシウムを補おう!牛乳を飲むと骨を丈夫にする!」そんなプロパガンダに悩まされてきました。

牛乳の過剰摂取が骨粗鬆症につながる理由

実は、牛乳を飲むと血中のカルシウム濃度は急激に上がります。しかしだからといって、「骨によい」につながるわけではないことがわかってきました。

なぜなら人間は、血液中にカルシウムが11㎎/cc以上になると拒絶反応を起こします。(いつも私が言っているように、中庸、バランスが大事ということです!)

ですから、体は増えすぎたカルシウム濃度を下げるため、せっかく摂取したカルシウムを排泄してしまうのです。しかも、その際、他のミネラル成分も一緒に排泄してしまいます。

そうするとどうなるかというと、今度はカルシウムや必須ミネラルが足りなくなるため、自分の骨を溶かして調整するのです。

そう、急激にカルシウムを摂取すると、骨のカルシウムを目減りさせ、しかも血中の必要な他のミネラル成分までもが排泄されて、骨粗鬆症になるという悲惨なおまけつきです。これを裏付けるのが、2001年にハーバード大学から発表された「牛乳を飲むと骨粗鬆症になる」という論文です。

この論文は7万2千人を8年間にわたり追跡調査して得た、膨大なデータに基づいたものでした。世界一の牛乳消費国、アメリカに骨粗鬆症の患者が増大しているのも、理論がわかればうなずける話です。

アメリカにおける牛乳消費の現状と問題点

現在、アメリカでは、牛乳の摂取を1日200cc程度におさえることを指導しているようです。では、過剰に余った牛乳はどこで消費されているのでしょうか。。。?

しかも、これらの乳牛はありえないほどのホルモン剤を投与されて生育しています。それらが牛乳の中にたくさん含まれているとしたら、、、近年の乳がんや子宮がん、前立腺がんなどのホルモン系の癌が増大していることと辻褄が合いますね。

アメリカの産婦人科医は妊婦に対して、牛乳を飲まないように指示しているといいます。それは胎児の発達に影響を及ぼすからだそうです。

カルシウム摂取のための代替食品

カルシウムをとるなら牛乳ではなく、ゆっくり体に吸収されるもの、海藻や小魚、小松菜などの緑黄色野菜などがおすすめです。

まとめ

日本ではこんな大切な情報を誰が教えてくれましょう。しかもいまだに学校給食は続き、子どもたちが犠牲になっていると言わざるおえません。

しかも、世の中的にはまだまだ「牛乳は体にいい!」という神話が続いています。

本当の情報を掴む力があれば、このようなプロパガンダに惑わされなくなります。

情報飽和社会で健康に生きていくために必要な力、重要な鍵になるかもしれませんね。

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