最近、がん治療についての本をたくさん読んでいます。というのも、日本人の2人に1人がかかる病気なのに、何度も再発する人もいれば、完治してしまう人もいます。何か違いがあるのでしょうか?そんな疑問を調べていく中で、今は亡き宗像久男医師のご著書を知りました。
今日は宗像先生がインタビューを受けた時に話した内容を皆さんにシェアしたいと思います。
がんの原因は「食生活」
宗像先生は「なぜ癌になったのかと言ったら、その人がそれまでやってきたことの結果だ。原因ははっきり言って、食べ物です。癌になった人で、それまでに有機農法や無農薬の農産物に目覚めているというような人には出会ったことがありません。やっぱり手軽なコンビニ食や、出来合いのもの、外食をしている人がほとんどです」と語っています。
現代の食生活は便利さを追求するあまり、多くの添加物や加工食品が溢れています。これらの食品は手軽に手に入りますが、栄養バランスが崩れがちです。また、調理時間を短縮するために使われる化学調味料や保存料などが、長期的に体に与える影響についてはまだ十分に解明されていません。
がん患者に共通する問題点
宗像先生はまた、「昔のがん患者は痩せているという共通点があったが、今のがん患者は体がふっくらしています。ブドウ糖や炭水化物、脂質はいっぱい摂っていて、ふっくらしているのに、栄養バランスが悪くて、細胞レベルでは栄養失調になっているということです」と指摘しています。
多くのがん患者は、現代の食生活において、栄養価の低い食品ばかりに頼りがちです。高カロリーでありながら栄養が不足している状態は、細胞が必要とするビタミンやミネラルが不足し、結果として免疫力の低下を招きます。
「また、癌患者の共通点は、体温が低いことです。どうしてかというと、細胞に栄養が行き渡らないから、熱が作れないんです。さらに運動もしないので、力が出ないし、すぐに疲れてしまう。しかも太っているため動きたくない。さらにちょっと動くだけで疲れてしまい、またお菓子や甘いものを口にしてしまうという悪循環を招いています。」と語ります。
添加物と免疫力の低下
「加工食品というのは添加物が大量に入っていて、それでカビの増殖とか腐敗を抑えているわけです。常温で置いても腐らないということは、微生物を殺傷する効果があるわけで、それが私達の細胞にとって良いわけがないです。だから、そういうものを普段からよく摂っていると、次第に免疫細胞の元気がなくなっていきます。
また、私たちの体では作れないビタミンやミネラルがしっかり摂れてないと、正常な細胞も作れない。だから、さらにがん細胞が増殖しやすい環境を作っていきます。がんもここにある、あそこにあると、PET検査で見つけてはそれを綺麗に取ったとしても駄目です。体質だからです。体質を変えないと何度も繰り返します。じゃあ体質とはなんでしょうか?それは食事です。食生活を変えないと変わらない。」ー以上インタビュー内容
がん治療の現実と抗がん剤の限界
1990年にアメリカの上院議員会議で発表されたOTAレポートでは、抗がん剤ががんのサイズを縮小させる一方で、患者の生存期間にはほとんど影響を与えないことが発表されています。このレポートの結論として、抗がん剤は治療薬ではなく、延命剤に過ぎないとされています。
また、国立がん研究所の所長も証言しているように、がん細胞は抗がん剤に対する耐性を持つことがわかっています。つまり、抗がん剤はがん細胞に効果を示さず、むしろがん細胞は抗がん剤を無力化する能力を持っています。この現実を患者は認識する必要があります。
また、それ以外にも、医療の問題点をたくさん指摘しています。例えば、がんの餌がブドウ糖なのに、抗がん剤治療の後、ブドウ糖点滴をされることに、疑問を持たない人が多すぎると言っています。医者も患者も、がんについてみんな無知すぎると言っています。
免疫系と酵素活性の重要性
宗像先生は、免疫系の重要性、自律神経とストレスの影響、体温との関係性など、基本的な健康管理の重要性を強調しています。また、細胞の健康には酵素活性が重要であると述べています。酵素活性を高めるためには、酸素を十分に取り込むことが必要です。深呼吸をすることで酸素を体内に取り込み、細胞の代謝を促進します。また、野菜などの天然食品から酵素を取り入れることも有効だと言っています。以前動画でご紹介したデトックススープがまさにそれです。
また、当店で販売している有機酵素ペーストや、有機青汁などは、闘病中で食が細くなる時におすすめの、手軽に酵素を取り入れる方法だと思います。
まずは体質改善の必要性
がん治療には、体質改善が不可欠です。単にがん細胞を取り除くだけではなく、根本的な体質を変える必要があります。
ビタミンやミネラルをしっかりと食品から補い、深呼吸をして酸素を十分取り込んでから、しっかり体を温める。それでやっと細胞に栄養が行き渡ります。栄養といっても、口が喜ぶ栄養ではありません。甘いものとか、脂っこいものとか、それは細胞の栄養ではありません。
実践的なアドバイス:生活習慣の改善
宗像先生はまた、生活習慣の改善についても多くのアドバイスを提供しています。例えば、以下のような具体的な方法があります:
- 有機などの安全な食品の選択:できるだけ有機農産物や昔ながらの製法の調味料などを選び、添加物の少ない昔ながらの食事を心がける。
- 適度な運動:毎日適度な運動を取り入れ、体温を上げて代謝を促進する。
- 深呼吸とリラクゼーション:ストレスを軽減するために、深呼吸やリラクゼーション法を実践する。笑うと免疫力が上がるのでとても大事だと言っています。
- 十分な睡眠:体の修復と免疫力の向上のために、十分な睡眠を確保する。
- 白米やパン、麺などの精製された炭水化物を摂らない:玄米は豊富な栄養価がバランス良く摂れるが白米やパン、麺などには栄養はないので注意すること。
結論:自分の健康は自分で守る
もし今がんに侵されている方がいらっしゃったら、病気を医師に全て丸投げするのではなく、もっと自分で病気について学び、対策を打てば、絶対治る病気だと宗像先生は言っています。私も本当にその通りだと思います。
自分の体のことをもっと知って、自分が口にするものに対してももっと知ること。自分の病気は自分で治す!と決意すれば、がんを治すことなんて、実はとても簡単なのかもしれません。
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