油選びの重要性と危険な油の見分け方

食品・添加物

こんにちは!店長のmikoです。
今日は普段気にも留めてないかもしれない、重要な油についての話を少しだけ書きたいと思います。(本気で書いたら本1冊書けてしまうくらいなので。笑)

それでは〜いってみよう!

油の役割と重要性


油は、水とともに生きていくうえで欠かせないもので、コレステロール、中性脂肪、ホルモンなどと密接な関係があります。 さらには、皮下脂肪や内臓脂肪だけでなく、神経細胞や神経組織、細胞膜にいたるまで油が基本となって構成されています。ですので、油選びは、もしかしたら調味料以上に重要だと言えるかもしれません。

良質な油の選び方


基本的に普段料理で使う油も、調味料と同様に、昔ながらの作り方、すなわち余計な操作は行わず、低温でゆっくりと圧搾によって搾られた油を選びたいです。

しかしそのような油は残念ながら、スーパーにはほとんど売っていません。調味料と同じように、大量生産、大量販売ができないからです。

もしも売っていたとしたら、本当に本物なのかと、疑ってみたほうがいいです。実際問題、スーパーの店頭に並んでいるオリーブオイルの80%以上が偽物だと言われており、さらに質の高い本物のオリーブオイルを見つけるのは至難の業とさえ言われています。

危険な油「トランス脂肪酸」とは


ちなみに、それらのスーパーで売られている安い油の正体は、化学物質を使って不自然に抽出された油です。そして、その過程によって生じるのが「トランス脂肪酸」です。ボトルに入っている安い植物油のほとんどに、そのトランス脂肪酸という物質が含まれていると言って間違いありません。

ちなみに今現在、世界中で最も危険視されているのが、このトランス脂肪酸です。

このトランス脂肪酸は、糖尿病、高血圧、コレステロール疾患、心臓血管の疾患、ガン、リウマチ性関節炎、カンジタ症、アレルギー、うつ、慢性疲労など、ありとあらゆる病気に関与すると言われています。

ニューヨーク市では使用を完全禁止にしているほどですが、日本を含めアジアでは、まだまだ規制が緩く、この危険性に気づいている人はわずかです。

このトランス脂肪酸の代表格が「マーガリン」「ショートニング」です。 自然のものではない化学物質であるトランス脂肪酸は、体内で栄養素として有効利用されることなく、ただ異物として体に蓄積していくのです。にもかかわらず、食品業界では安くて保存性が高い油として重宝されており、スナック菓子やスイーツ、パン、加工食品諸々に多用されているのです。

トランス脂肪酸の見分け方

パッケージや成分表示などには「トランス脂肪酸」などとはもちろん書かれていません。 では、どうやってトランス脂肪酸かどうかを見分けるかというと、基本はやはりラベル表示をチェックすることです。

「水素化油脂」「植物性油脂」とあったら、100%トランス脂肪酸のことですから、覚えておきましょう。 また、細かい成分表が載っている商品でしたら、必ず脂質の成分内訳として表示されてますので、必ずチェックしましょう。また、ラードなどの動物性の脂にも5%ほどのトランス脂肪酸が含まれています。それも考えて食事のバランスを考えましょう。

油に関する事件の歴史

日本では昭和43年、大問題となったカネミ油症事件というのがありました。

西日本を中心に広がった、米ぬかから抽出した油による食中毒事件です。

事件の原因は、米ぬか油の中に、製造の際の脱臭工程の熱媒体として用いられた薬剤に、有害化学物質ポリ塩化ビフェニール(PCB)が混入していたこと、そしてその一部が猛毒ダイオキシンに変化し、当時汚染油を摂取した被害者だけでなく、 その子や孫にも影響がずっと続いていて、今なお被害者救済が十分ではないと戦っている事案です。 ちなみに同様の事件が台湾でも1978年に起こっています。それに懲りず、2014年にも廃油原料の食用油が大量流通するという事件がありました。

このような事件は、被害者が出てから発覚することがほとんどです。皮膚の吹き出物や体調不良を訴える人々が現れたことで発覚することが多いのですから、事前に知識を持っていない限り、何も考えずに口にしてしまいます。そうやって考えれば、今口にしているトランス脂肪酸も同じように、これからますます問題になるでしょう。

外食で使われる油の問題点

外食産業で使われる揚げ油のほぼ100%はトランス脂肪酸と思って間違いありません。

ファストフード店のフライドポテト、夜市で売られている大雞排、鹽酥雞、全部トランス脂肪酸の塊です。素食レストランの炒め油だってそうです。店内に置いてあるドレッシングやソースに含まれる油もすべて同様です。コンビニやスーパーのお惣菜もそう。とにかく外で売られている食品はほとんどと言って間違いありません。

忙しいから外食で簡単に済ませているし、その方が楽で安く済む。というようなことを言う方がいます。本当に注意が必要です。

なぜなら10年後、20年後までそれらを気にせず食べ続けていたら、将来どうなるでしょうか?

もし病気になったら、通院にかかる時間や医療費、家族への負担、、、。 賢い人なら、どちらが最終的に安上がりかは【自明の理】ですよね。

日本も医療費が年々莫大な金額になっており、昔はなかったアレルギー疾患や精神疾患の患者数がうなぎ登りです。その背景には、大企業が開発した夢のような食品加工技術の結果じゃないかなと思っています。

まとめ

簡単便利な食事、それはとても身近で、すぐに手に入ります。だからこそ今一度立ち返って、本物と偽物の判別ができる賢い人にならないといけません。

私のブログを普段から読んでいる皆さんは、かなり意識の高いハイレベルな方々だと思いますので、言わずもがなすでにわかっていると思いますが、今一度、ぜひ少し高くても「加工されていない、自然の力で抽出した本物の油」を入手して、そして「無添加自然製法の良質な調味料」を使って、簡単でもいいので自炊しましょう!

外食はたまに、思いっきり贅沢なものを食べに行ってください。いいお店はいい食材、いい調味料を使っているからです!心からそう願っています。

体に溜まった悪いものは蓄積する前に排泄しよう!

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