ヴィーガン(完全菜食主義)は本当に健康的なのか?

食品・添加物

「ヴィーガン(完全菜食主義)」について皆さんはどんな印象をお持ちですか?

ヴィーガン(完全菜食主義)とは「動物性食品や動物由来のモノを使わないライフスタイルのこと」なので、動物性たんぱく質や動物由来の栄養素を食事でとることができません。

この小確幸商店のブログをご覧になっている方の中には「すでにヴィーガンを実践している」という方もいらっしゃるでしょう。

そして、私たち雑食夫婦の動画にも、よくコメントで「ヴィーガンをお勧めします!」と強くお勧めされる方もいます。

「ヴィーガンは健康だ」「体に良い」と強く発言をしている方の中には、私から見るとちょっと健康とは的外れな食生活をしている方もいます。

ヴィーガンと栄養不足のリスク

戦後、日本人は肉類や魚類、乳製品等を普通に食べてきたので、これまでの”当たり前の概念”の中で生きてきた人にとっては、それはまるで違う世界に住む人のように感じます。

そして、動物由来の食べ物を一切食べないことは、本当に健康なのでしょうか?

よく、「ヴィーガンが不健康だ」と指摘される理由は、動物性食品を一切食べないことにより、特に動物由来のたんぱく質、カルシウム、ビタミンB12、ビタミンD、鉄分が不足する恐れがあることが指摘されています。

確かに何の栄養の知識もなく、ただ動物性食品を摂らないだけで、炭水化物や甘いものなど、好きなものだけを食べていたら栄養不足に陥ります。

ヴィーガンジャンクフードの危険性

しかし、「食への知識がないままにヴィーガンを流行りの延長ではじめてしまった」という人をよく見かけます。

そういう方の中には、”ヴィーガン”というラベルやネーミングさえついていればなんでもいいと言わんばかりに、「ヴィーガンジャンクフード」と呼ばれる揚げ物類やスイーツなどの加工食品を、あたかも体に良いかのようにとっている方がいます。

例えば、巷で売られている肉の代替え食品などは、加工食品がほとんどですし、動物性食品のような満足感を与えるために、植物性油や砂糖をふんだんに使ったお惣菜も気になります。植物性油脂は以前記事にしたように、トランス脂肪酸の塊です。それらをとっていては体に良いわけはありませんし、現に、ヴィーガンになって体重が増加したり、体調が悪くなったという方も多くみられます。

このような食生活をしていれば、ヴィーガンか雑食かは問わず、あっという間に体が糖化し、いくら植物性食材を食べていても、添加物や油などの害によって、病気になるのも時間の問題です。

だからこそ、栄養について知っておかないと、かえって体を悪くする可能性があるということです。

ヴィーガンの健康効果

実は、ヴィーガンの食事は、あらゆる生活習慣病の予防や改善が期待できます。例えば、高血圧症や心臓病、2型糖尿病ではヴィーガンやベジタリアンは発症率が低かったことが報告されています。

また、2015年にはWHO(世界保健機構)が、「赤肉・加工肉はがんのリスクを高める可能性がある」と発表しました。これは赤肉・加工肉の摂取が、がんになるリスクを高めるという科学的根拠が認められたことになります。

そして、ヴィーガンは肉類を一切食べないので、がんになるリスクも低いということです。

それから乳製品の食べ過ぎは肌荒れや特定のガンに繋がることも研究より示唆されており、肉類の食べ過ぎは脳梗塞や心筋梗塞等毛細血管の劣化、または血管が詰まることで起きる各種循環器系疾患のリスクも上げかねないことはすでに世界中の研究者から指摘されています。

まとめ

要するに、食事は毒にも薬にもなるということです。

ヴィーガンであっても、健康を害する成分を含んでいる食品を食べていたら元も子もありませんよね。

そのためには、食品添加物や人工甘味料を含め多くの糖類、植物性油、遺伝子組み換え食品を避け、自然栽培やオーガニックの野菜、無添加で本格醸造の調味料を選ぶことです。

そして、不足しがちな栄養素を知り、補える食品を見つけ、できるだけ偏りのない食生活を心がけましょう。

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