地球温暖化と自然災害の関係｜個人でできる対策と企業の取り組み

おはようございます〜mikoです！
日本はゴールデンウィーク（大型連休）真っ只中です。
そんな中、今日はちょっと個人的に最近気になる話題をしてみたいと思います。

近年の自然災害の増加
豪雨と水害の増加
海面上昇の予測
自然災害に対する姿勢
温暖化の原因と私たちの生活
個人レベルでの温室効果ガス排出
未来の生活環境を犠牲にしている現状
個人でできる温暖化対策
企業の環境配慮の取り組み
おわりに

近年の自然災害の増加

さて近年、自然災害がとても多い気がしませんか？

昨年日本に帰国し久しぶりに日本生活を開始して、びっくりしました。

もちろん台北ほど湿気もなく気温も高くはないですが、それでも気象庁の発表によると、2023年東京で35度以上の猛暑日日数は22日、30度以上の真夏日日数は90日と、ともに過去最多で、64日連続の真夏日（7月6日から9月7日まで）は過去最長でした。

豪雨と水害の増加

しかも日本はもともと水に恵まれた国ですが、これほどまでに豪雨を受ける国ではなかったんです。温暖化が進むにつれ、水害による被害は年々甚大になっています。

2018年の国土交通省の資料によると、2000年代に入ると時間雨量50mmを超える短時間強雨の発生件数は1970年代から80年代の発生件数の約1.3倍になっています。

梅雨もシトシトと降る雨ではなく、大量の雨が一気に降るようになった印象です。まるで亜熱帯気候なんじゃないかと思えるほど。

実際にこれまで水害があまり起こらなかった地域でも水害の被害が発生しており、毎年どこかしらで「史上初」「過去最大」と言われる水害が起こっています。

例えば、

2014年広島土砂災害
2015年関東・東北豪雨
2016年台風10号
2017年九州北部豪雨
2018年西日本豪雨
2020年7月豪雨
2021年8月大雨
2022年台風14号、台風15号

これらは全て被害規模数千億円の大規模水害です。

海面上昇の予測

IPCC（気候変動に関する政府間パネル）の報告によると、20世紀（1901～2010年）の間、海面は19cm上昇しました。今後、地球温暖化に伴う海水温の上昇による熱膨張と氷河などの融解によって、2100年までに最大82cm上昇すると予測されています。

自然災害に対する姿勢

では、自然災害だから仕方がない、と何も対策を打てずに見過ごしていくのでしょうか？

自然災害というのは防ぐことのできないどうしようもない事象のようで、果たして本当にどうしようもないことでしょうか？

これからも温暖化が進んでいけば、水害による被害はますます甚大になる可能性があります。

温暖化の原因と私たちの生活

ではどうしたら良いのでしょうか？

温暖化の主な原因は温室効果ガスの増加ですが、現代の私たちの生活は温室効果ガスの排出を伴うものばかりです。

発電、商品生産、建物への電力供給、食糧生産、輸送手段の多様化などが主な排出源です。また、森林伐採は二酸化炭素の吸収源を減らすことで温暖化に間接的に影響します。

個人レベルでの温室効果ガス排出

個人レベルに落とし込めば、飛行機で移動をする、車を運転する、テレビをつけっぱなしにする、クーラーをガンガンにかけっぱなしにする、24時間営業のコンビニを利用する、大型タワーマンションの高層エレベーターを毎日使用する、などなど、これらの行為をすれば自ずと温室効果ガスが排出されていきます。

あなたの家がどのような住まいか、あなたがどれだけ電気製品を使うか、どのように移動するか、何を食べるか、どれほどモノを捨てるかは、すべて温室効果ガスの排出に影響します。

衣服、電子機器、プラスチック製品などの商品の消費も同様です。世界の温室効果ガス排出の大部分は、人々の暮らしと関連しています。私たちのライフスタイルは、私たちの地球に甚大な影響を及ぼします。先進国の人々は、発展途上国の人々よりも一人当たりの温室効果ガス排出量が多い傾向にあります。