












¥1,320(税込)
総重量:
ヨーグルトやプリン、ジャムなどを最後の一さじまで無駄なくすくえる竹のスプーンです。
鹿児島県産の竹を使い、八木竹工業の職人が一本ずつ丁寧に仕上げています。
金属にはないやさしい口当たりで、子どもからご年配まで安心してお使いいただけます。
容器の底や隅にしっかり沿う形状で、ヨーグルトやジャムも残さずすくえます。
竹の内側の滑らかな層を活かしており、水分や油分が浸透しにくく、お手入れも簡単です。
驚くほど軽く、熱も伝わりにくいので、小さなお子さまや高齢の方でも快適に使えます。
デザートはもちろん、瓶のペーストや調味料の取り分け、離乳食スプーンとしても活躍します。
もともとは古民家の囲炉裏やかまどの煙で長い年月をかけて燻され、自然に飴色へと変化した竹のことを指します。
八木竹工業では、この伝統的な風合いを独自の「煤竹加工」で再現しています。
煤竹加工を施すことで竹の繊維が引き締まり、強度と耐久性が増すのが大きな特徴です。
また、深みのある色合いと自然な色むらが生まれ、一本ごとに異なる表情を楽しめます。
煤竹加工の商品には、塗りは施されていません。
これは、竹本来の質感や自然な風合いを最大限に活かすためであり、食品衛生上も安全にご使用いただけます。
化学的なコーティングに頼らない、自然素材ならではの安心感も魅力です。
1925年(大正14年)、鹿児島・薩摩川内の地で初代・八木斉が創業した「八木竹工業」。
竹林に囲まれた土地で、人々の暮らしに役立つ竹細工を作りながら、地域の若者たちに技を教える「竹講習所」として始まりました。
竹は農具、台所道具、暮らしの道具として欠かせない存在であり、八木竹工業はその知恵と技術を体系的に伝える場でもあったのです。
二代目は、戦中戦後の混乱期にも「暮らしを支える道具」を絶やすことなく作り続けました。
資源が乏しくとも、竹一本も無駄にせず、丁寧に仕立てる姿勢は人々の信頼を集めました。
そして現在、三代目の八木冬樹氏に代わり、竹製品を単なる生活道具の域にとどめず、鹿児島の地域文化を体現する「伝統工芸」としてのブランド価値へと高めました。
また、その魅力を全国に伝えるべく東京にも拠点を展開し、都市部の消費者へ直接届ける仕組みを築きました。
近年、世界的にサステナブルな暮らしや自然素材への回帰が注目される中で、八木竹工業のものづくりはまさにその潮流と響き合います。
竹は再生資源であり、環境への負荷が少ない素材。
エコやサステナビリティに敏感な人々の価値観に寄り添いながら、現代の食卓や暮らしに調和する製品を次々と生み出しています。
百年続く伝統に革新を重ね、“日本の手仕事”を次代へと繋ぐ存在感あるブランドへ——それが、三代目の手によって進化した八木竹工業の姿です。
八木竹工業で使われる孟宗竹は、竹林面積日本一を誇る鹿児島の恵み。
伐採から加工、自然乾燥、養生、仕立てまで、数年単位の時間をかけて完成します。
職人たちは竹一本ごとの色味や繊維、節の位置を見極め、その個性を生かしながら最適な道具へと形にしていきます。
竹は再生資源であり、適正な間伐と活用が山を健やかに保ち、里山の循環を支える。
その営みを守ることも、八木竹工業の大切な使命です。
現代の市場には手軽な海外製品があふれています。
しかし、国産の素材を用い、百年近く変わらぬ姿勢で「日本の手仕事」を守り続ける工房は極めて稀有です。
大量生産ではなく、一本一本の竹と向き合い、自然の声を聴きながら仕立てる。
ここにこそ「日本製」が持つ価値と安心感があります。
八木竹工業の道具を手にすることは、海外製品に押され消えつつある日本のものづくりの精神を、百年企業の手を通して未来へつなぐ行為でもあります。
里山の循環と職人の哲学を共有し、その物語をぜひ日々の暮らしで味わってください。
日本
すくえあスプーン
国産天然竹(鹿児島県産)
約 長さ14cm × 幅2.7cm
手洗い推奨。食洗機・乾燥機・電子レンジ使用不可。
開封前賞味期間:常温で3年
開封後の保存方法:冷蔵庫で保管
1日小さじ1杯(3g)を目安に召し上がりください。
八木竹工業
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