かんじゃ山椒園

紀州の人里離れた山奥で採れた柄付唐辛子!キレのある辛さ!かんじゃ山椒園 鷹の爪 7g

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アイテム説明

辛さは鋭く、余韻は軽やか。—— 紀州テロワールの“赤い一本”

 

日本の市場に流通する赤唐辛子の大半は、中国・韓国・東南アジア(タイ・ベトナムなど)産。

安価で手に入りやすい反面、ポストハーベスト農薬の懸念や長距離輸送による香り・風味の劣化は避けられません。

 

その中で、紀州・有田川の人里離れた山奥で育まれた国産の「柄付鷹の爪」は、まさに希少な存在。

ぶどう山椒で世界を驚かせた「かんじゃ山椒園」が、同じ土と水で育て上げました。

 

一粒ごとに丁寧に手摘みし、柄を付けたまま天日で自然乾燥。

化学に頼らず、日本ならではの精緻な手作業で仕上げた艶やかな深紅は、料理に鮮烈な辛味とともに美しい彩りを添えます。

 

—— その一粒は、単なる辛味ではなく、紀州の自然と職人の心を宿した小さな芸術品です。

 


魅力のポイント

❶ 人里離れた山間の恵み
 寒暖差と清澄な空気が生む凝縮感。

完熟の見極めで収穫するから、色・香り・辛味がクリア。

 

❷ 柄付の理由
 柄を残して自然乾燥:内部の揮発香・油分を保つ→香り高く、辛さはシャープで後味軽やか。

 

❸ “テロワール”の一体感
 ぶどう山椒と同じ畑哲学(自然に従う栽培)で育てた、料理を上品に仕上げる辛味。

 


使い方ガイド

  • 香り付け中心:丸ごと1本を油にくぐらせてから煮物・スープへ → ほんのり辛味と香り
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  • キレのある辛味:ハサミで1〜2か所に切れ目 → オイルに香りと辛味が移りやすい
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  • しっかり辛い:輪切り/割って種ごと → 麻婆豆腐・ペペロンチーノ・炒め物に最適
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  • 油で立たせる:カプサイシンは油に溶けやすい → 調理冒頭に油で温めると香り・辛味UP
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  • 焦がし注意:黒くなると苦味が出ます。弱〜中火でじっくりがコツ
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相性のよい料理

  • 和:きんぴら、筑前煮、漬物(白菜・らっきょう・きゅうり)、うどん出汁の香り付け
  • 洋:ペペロンチーノ、アヒージョ、トマトソース、ガーリックオイル
  • 中・アジア:麻婆豆腐、回鍋肉、エビチリ、ナンプラー炒め
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簡単アレンジ・レシピ

● 基本の“赤い”香味オイル

材料:オリーブオイル150ml、鷹の爪 3〜5本、にんにく1片
作り方:弱火でにんにくと鷹の爪を温め、香りが立ったら火を止めて冷ます。

清潔な瓶へ。

→ パスタ、サラダ、グリル野菜、ピザの仕上げに万能。

 

● 旨辛きんぴら

作り方:ごま油に輪切りの鷹の爪を入れて弱火で香り出し→牛蒡・人参を炒め、砂糖・醤油・みりんで調味。

→ 甘辛のコクがキレの良い辛味で引き締まる。

 

● ペペロンチーノ(失敗しないコツ)

作り方:たっぷりの塩湯で茹でる/フライパンでオイル+にんにく+鷹の爪(種はお好み)を弱火で香り出し/パスタの煮汁でしっかり乳化させて。

→ 種を増やすほど辛味UP。

最後に丸ごと1本を加えると香りが立ちます。

 


よくあるご質問(Q&A)

Q1. どのくらい辛いですか?
A. いわゆる日本の「鷹の爪」相当の中〜強辛。

輪切り・種ごとでしっかり、丸ごとなら控えめ。

切れ目だけは中間の辛さです。

 

Q2. 子ども向けに使うコツは?
A. 丸ごとで香りを移した後に取り出せば、辛味は穏やか。

輪切りや種ごとは大人向けに。

 

Q3. 保存方法は?
A. 湿気・光・高温を避けて常温。

開封後は密閉容器で冷暗所へ。

香りを守るため早めの使い切りを。

 

Q4. 下処理は必要?
A. そのままでOK。

辛味を強めたいときは種ごと、穏やかにしたいときは種を外すのが目安です。

 

Q5. 取り扱いの注意は?
A. 切った手で目や顔に触れないでください。

気になる方は調理用手袋推奨。

器具は中性洗剤+ぬるま湯でしっかり洗浄を。

 


かんじゃ山椒園の物語— 山里から世界の厨房へ、埋もれた宝をもう一度

和歌山・有田川。

ぶどう山椒の発祥地として知られる山里で、「儲けより“本物”を」と信じ、手摘みと臼挽きにこだわり抜いてきたのが、かんじゃ山椒園です。

 

価格の波に翻弄されても手間を省かず、香りを守るために熱を嫌う。

畑を守り、職人の手を守り、土地の未来を守る。

— 小さな山村から世界のプロの厨房へ評価が広がったのは、徹底した“香り第一主義”とまっすぐな誠実さがあったから。

あなたの一瓶が、この美しい風景と手仕事を未来へつなぎます。

 

「この地で食べていける、生業を」——Uターンで始まった逆風の船出

和歌山・有田川の山あい。

若者が町を離れ、畑の灯が消えかけていた2000年代半ば、永岡冬樹さんは“脱サラ”して家族と共に故郷へUターンした。

目指したのは補助金頼みの地域活性ではなく、「山で暮らし続けるための生業」を自分の手でつくること。

その答えとして選んだのが、子どもの頃から見てきた地元の宝——最高品種「ぶどう山椒」だった。

価格が暴落し「今さら山椒?」と笑われた時代に、あえて山椒一本に賭けたのである。

 

手仕事に回帰する決意——“香り第一主義”

永岡さんが徹底したのは、“香りを守る工程”の積み上げだ。

棘だらけの木から手摘みで最良果だけを選り分け、熱で香気が飛ばないよう臼挽きでゆっくり粉にする。

効率よりも品質を選ぶこのやり方は、儲けより「本物で喜ばせたい」という覚悟の表れだった。

やがてカフェを併設し、山椒の新しい食べ方(チャイ、スイーツ、パスタ)を直に提案。

固定観念を壊し、ファンを一人ずつ増やしていった。

 

山里から欧州へ——展示会・プロモーションを自腹で渡り歩く

国内の理解が追いつかないなら、海外で価値を証明する——そう腹を括り、ヨーロッパ各地のプロモーションや商談会に挑み続けた。

ベルギー・ブリュッセルでの和歌山食材イベント「Tasting of flavors from Wakayama」、パリの高級スパイス店・輸入商談、現地レストランでの山椒メニュー提案……。

地道な発信はやがて波を起こし、ミシュランシェフや選考委員にまで届く。

県・JETROの後押しも受けながら、和歌山の「SANSHO」を欧州でブランドとして立ち上げていった。

 

世界のトップが振り向いた日——エル・ブジとカン・ロカの驚き

その香りは、ついにスペインの食都にも届く。

あの有名なエル・ブジ(elBulli)の オーナーシェフであるフェラン・アドリア(Ferran Adria)に評価され、El Celler de Can Rocaなど名門の厨房での採用が広がる。

フランスの名スパイス商Epices Roellingerでも扱われ、山里の緑が世界の白い皿の上で躍り始めた。

その後、スイーツの中でも最高峰のショコラティエたちがこぞって永岡さんのSANSHOを採用し、幾つもの賞を受賞している。

 

物語は、あなたの一振りから続いていく

永岡さんの夢は、「SANSHOの村に世界中の食の冒険家が集うこと」。

手で摘み、臼で挽き、香りを守る——その反復は、単なる製法ではない。

過疎に抗い、山の営みを次世代へつなぐ地域の意思だ。

一瓶を手に取ることは、世界のトップシェフが愛した“緑のダイヤ”を味わう歓びであると同時に、美しい日本の山村を支える選択でもある。

【製造国・地域】

日本・和歌山

 

【原材料・素材】

原材料名:唐辛子(和歌山県産)
添加物:不使用(保存料・着色料・香料 無添加)

 

【アレルゲン】

なし(同一製造ラインの情報は商品表示をご確認ください)

 

【内容量】

7g

 

【保存要件】

保存方法:直射日光・高温多湿を避け常温。開封後は密閉し冷暗所で保存

 

【賞味期限】

商品裏面に記載(目安:約10~12か月)

 

【製造・販売】

株式会社かんじゃ山椒園

  • システム商品コード
    :000000000334
  • 独自商品コード
    :100447
  • 製造元
    :かんじゃ山椒園
  • 送料について
    :9,000円(税込)以上は日本国内配送無料    


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