

¥972(税込)
総重量:
封を切った瞬間に広がる、研ぎ澄まされた柑橘の香り。
それは単なる調味料ではありません。
日本の風土と蔵人の魂が結晶となった、一期一会の体験のはじまりです。
徳島のゆずと、大分のかぼす。
北海道の利尻昆布と鹿児島の鰹節から引いた一番だし。
そして飯尾醸造が百二十余年の歳月をかけて守り育てた「純米富士酢」。
それぞれが孤高の存在でありながら、調和した瞬間に生まれるのは、深みと軽やかさを兼ね備えた、圧倒的な唯一無二の味わい。
「富士ゆずぽん酢」は、日常をただ満たす調味料ではなく、食卓に新たな物語を紡ぐ“至高の一滴”です。
鍋や湯豆腐、焼き魚の一皿が、驚くほど格上げされ、まるで料亭の美味を自宅で楽しむかのよう。
――一度味わえば、もう後戻りはできない。
これは、蔵人が誠実に紡いだ奇跡の調和なのです。
この一本と出会ったとき、あなたはもう「他のぽん酢には戻れない」と感じるでしょう。
香りの核を担うのは、徳島のゆずと大分のかぼす。
その芳醇な香りに、大分のかぼすが爽やかな酸味を添えます。
それは単なる果汁のブレンドではなく、日本の terroir(風土)を一滴に凝縮した芸術です。
昆布と鰹から丁寧に引く一番だしは、時間と手間の象徴。
大量生産では決して到達できない、人の手と誠実さが生み出す旨味です。
他社が酢を外部調達する中、飯尾醸造は米作りから自社で一貫。
「純米富士酢」は、酸味そのものを格上げし、全体を優雅に調和させる品質保証の証です。
醤油は国産大豆100%の丸大豆醤油。
甘みに鹿児島の粗糖。
すべて顔の見える日本の生産者。
「自然に逆らわない」という哲学が、一本に宿ります。
一本で和洋問わず活躍する、現代の食卓に欠かせない万能調味料です。

1893年、風光明媚な伊勢湾を望む宮津・天橋立の地に、「富士山のように日本一の酢をつくりたい」という熱い志を胸に創業。
以来130年以上、蔵人たちはただ酢を造るのではなく、米と大地、水が織りなす物語を一瓶に封じ込めることを使命としてきました。
三代目が「人にも自然にも誇れる酢を」と契約農家を説得して無農薬米を導入した先駆的挑戦から、五代目が「次の100年も色褪せない味を」という想いで自社棚田を借り上げ自ら稲作に取り組むまで、飯尾醸造の歩みは「良心」と「革新」の二つの糧で支えられています。
田植えから稲刈りまでは、全国から集う100名を超えるボランティアが汗を分かち合う光景が恒例。
手間ひまを惜しまない田んぼづくりは、地域の風景を守り、世代を超えた絆を育む地元愛の証です。
自然の声に耳を澄ませ、米と水と酢酸菌が奏でるハーモニーを大切に醸す――これが飯尾醸造の流儀。
伝統に敬意を払いながらも、新しい価値を追い求める職人魂は、これからも変わることなく「おいしくて安全なもの」を世に送り出し続けます。
日本・京都府
こいくちしょうゆ(兵庫県製造/小麦・大豆を含む)、ゆず果汁(徳島)、かぼす果汁(大分)、米酢(京都)、砂糖[粗糖](鹿児島)、鰹節(鹿児島)、昆布(北海道)
アレルギー:小麦・大豆
原産地情報:果汁・だし・調味の主原料は国産を使用
熱量:73kcal
たんぱく質:3.1g
脂質:0g
炭水化物:15.8g
食塩相当量:5.1g
※数値は目安です。ロットにより差が出る場合があります。
360ml
製造日より8ヶ月
直射日光・高温多湿を避け常温。開栓後は冷蔵。
飯尾醸造