角谷文治郎商店

江戸時代から続く本格仕込みの本みりん!角谷文治郎商店 有機三州味醂 500ml

2,024(税込)

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アイテム説明

20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
20歳未満の者に対しては酒類を販売しません。

 

江戸から続く仕込みと長期熟成が生む、自然な甘みと深いコク

有機三州みりんは、単なる調味料ではありません。
それは 三河の大地が育んだ文化遺産 であり、百年以上にわたり守られてきた 職人たちの誇り を瓶に詰め込んだ一本です。
 

愛知・三河――ここは江戸時代からみりん造りの本場として知られ、食通や料亭が「本物の味」を求めて選び続けてきた聖地。
その「三河みりん」の名は、今なお本物志向のグルメたちにとって憧れであり、和食文化の象徴でもあります。
 

しかし、角谷文治郎商店の有機三州みりんは、そのなかでも一線を画す存在です。
 

原料はすべて、宮城・山形の契約農家で育てられた 有機もち米・有機米こうじ・自社蒸留の有機米焼酎のみ。
妥協を許さず、余計な糖類や添加物を一切加えず、二年の歳月をかけてゆっくりと熟成させています。
 

この徹底した姿勢こそが、同じ三河みりんの中でも「特別」と呼ばれる所以です。


その味わいは、砂糖の単調な甘さではなく、まるで高級ワインや貴腐酒を思わせる奥行きと余韻。
煮物に照りを与え、素材の旨みを引き出し、料理全体を格上げする。
一度使えば、もう二度と“みりん風調味料”や大量生産の調味料には戻れない――そんな圧倒的な存在感があります。
 

この一本を選ぶことは、ただの調理ではありません。
それは 「日本の食文化を未来へ繋ぐ」という物語に参加すること。
あなたの食卓から、江戸の誇りと三河の魂を、世界へ。

 



有機三州みりんの特徴

■ 原料は国産有機の「もち米」「米こうじ」「米焼酎」のみ

■ 伝統製法の90日仕込み+約2年熟成

■ 化学調味料・添加物一切不使用

■ アルコール分13.5〜14.5%

■ エキス分40度以上

■ 和食の煮物・照り焼きから、洋中ソース、スイーツまで幅広く活躍

 


 

〜 おいしい使い方 〜

基本の煮物
だし:醤油:本みりん=1:1:1+水で調整。
具材の芯まで味が入り、自然な照りが出ます。


 照り焼きグレーズ
醤油:本みりん:酒=1:1:1を軽く煮詰める。
仕上げの艶と香りが格段に向上。


 肉・魚の下味
本みりん小さじ2+醤油小さじ2+おろし生姜。
保水性が上がり、臭みも和らぎます。


 麺つゆ・天つゆ
だし5:醤油1:本みりん1。
角が取れて、後味が長く上品に。


 和スイーツ
パンケーキやカステラの砂糖を一部置き換え。
香ばしさとコクがアップ。

 



 

「本みりん」と「みりん風調味料」:天と地ほどの違い

市場に出回る「みりん」と名のつく商品には、大きな違いがあります。
 

本みりん(有機三州みりん)

  • ・原材料:有機もち米、有機米こうじ、有機米焼酎のみ
  • ・アルコール度数:約14%(日本酒と同程度)
  • ・製法:自然発酵と約2年熟成
  • ・添加物:一切不使用

     

みりん風調味料

  • ・原材料:水あめ、ブドウ糖、化学調味料、酸味料、香料など
  • ・アルコール度数:1%未満
  • ・製法:工業的混合(数日で完成)
  • ・添加物:多種多様

     

料理における決定的な違い

  • 風味の立体感:本みりんは200種以上の香味成分が複雑に絡み、料理に深みを与える。
    みりん風調味料は単調な甘さだけ。
     
  • 加熱時の香り:本みりんは芳醇な香りが立ち、臭みを消す。
    みりん風調味料は香りが乏しく、人工的な風味。
     
  • 照りとツヤ:本みりんは長期熟成の琥珀色が美しく輝く。
    みりん風では再現できない。
     
  • 健康への安心感:有機・無添加の本みりんは安心。
    みりん風には保存料・香料・着色料などが多い。
     

よくある質問

Q. アルコールは気になりますか?
A. 約14%含まれますが、加熱調理で自然に揮発し、臭みと一緒に飛びます。
お子様向けには必ず加熱してご使用ください。
 

Q. 色が濃くなってきました。
A. 熟成や保存により琥珀色が深まることがあります。
品質に問題はなく、むしろ旨みが増す傾向があります。
 

Q. 海外への配送と法令について
A. 本品は酒類(約14%)に該当します。
お届け先の国・地域によって規制や年齢確認が必要です。
ご購入は法定飲酒年齢以上の方に限ります。
 

角谷文治郎商店の製造風景


角谷文治郎商店の物語


愛知県碧南市。
江戸時代から続くみりん造りの本場・三河の地に、1910年、角谷文治郎商店が生まれました。
 

当時、多くの酒蔵が清酒とみりんを兼業していた時代に、角谷文治郎商店は 「みりん一筋」 という道を選びました。
一見すれば効率を欠き、時代に逆らうような選択。
しかし、それは「日本の食文化を守り抜く」という強い覚悟の証でした。
 

戦後の混乱期、本物の本みりんには高い酒税が課され、「贅沢品」として市場から消えかけました。
その隙を埋めるように、水あめや糖類を混ぜて短期間で造られる「みりん風調味料」が台頭し、安価さを武器に一気に広まっていきます。
多くの蔵が生き残るために伝統を手放し、“偽物”に転じました。
 

それでも角谷文治郎商店は違いました。
 

「たとえ時代に逆らっても、私たちは“本物”しか造らない」――。
市場に背を向けられても、経済的に苦しくても、彼らは蔵の灯を消さず、代々「本格仕込みのみりん」を守り抜いてきたのです。
 

その姿勢は単なる頑固さではなく、食文化の誇りを未来へ渡すための挑戦でした。
精米から麹づくり、そして焼酎の蒸留まで、外注せずすべてを自社で行う徹底。
「米一升から、みりん一升」という哲学を、百年以上にわたり貫き続けています。
 

だからこそ、角谷文治郎商店の有機三州みりんは、ただの調味料ではありません。
それは 日本の食文化を未来へ繋ぐ証であり、
この一本を手にすることは、あなた自身がその物語に参加することを意味します。
 

三つの純粋な有機原材料

  • 有機もち米(宮城・山形産)
    豊かな甘みと旨みを持つ契約農家のもち米。
     
  • 有機米こうじ
    職人が丁寧に仕込む麹。
    甘みと香りの源。
     
  • 自社製有機米焼酎
    みりんの骨格をつくる、自社蒸留の米焼酎。
     

90日仕込み+約2年熟成

仕込みから糖化発酵に約90日、さらに約2年の自然熟成。
人工的な加温をせず、三河の気候と微生物に任せることで、角の取れたまろやかな甘み、深いコク、複雑な旨味が生まれます。
 

【関連ブログ記事】
本物の味がここにある〜江戸時代から伝承される職人魂の本みりん2選〜

【製造国・地域】

日本・愛知


 【原材料名】
有機もち米(国産)、有機米こうじ(国産米)、有機米焼酎 


 【内容量】

500ml 


 【アルコール分】

13.5%以上14.5%未満 


 【栄養成分表示】

100gあたり:エネルギー 231kcal, たんぱく質 0.6g, 脂質 0.1g, 炭水化物 40.6g, 食塩相当量 0g 


 【賞味期限】
製造日より1年。開封後も熟成が進み風味が変化しますが、品質に問題はございません 

 

【保存方法】

直射日光を避け、常温で保存してください 


 【製造・販売】
株式会社角谷文治郎商店 

  • システム商品コード
    :000000000323
  • 独自商品コード
    :100436
  • 製造元
    :角谷文治郎商店
  • 送料について
    :9,000円(税込)以上は日本国内配送無料    


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