「縦木」とよばれる木取り方法で製材することで、美しい木目を表します。
この木目をそのまま楽しんでいただけるようナチュラルな仕上げにしました。
国産の桜の木を使い、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。
桜のあたたかみを味わっていただける器です。
古くから「木漆器の山中」と呼ばれ、木を削って器を作る技術に長けている山中漆器。その中で、三代に渡り「丸物」を作り続けているのが白鷺木工です。
製品を量産するために分業で作られることが多い山中漆器ですが、白鷺木工では原木の木取り、デザイン、仕上げまでを一つの工房で行っています。ろくろ職人の高い技術は山中でも知られており、天然木で作られる山中漆器の木地の約半分は、白鷺木工で作られているほどです。
丸物とは円形の器のことで、お椀やお盆、ボウルなど。電動ろくろなどを使った量産可能な技法で作られているとはいえ、白鷺木工では「ひとつひとつに気持ちを込めること」を大切にしていると言います。
その向こうにあるのは「上質な器を、より多くの人に届けたい」という想い。奇をてらわないデザインを作り続けているのも、毎日使いやすい器を作り続けたいという気持ちの表れです。
素 材:国産天然木〈欅〉
塗 り:漆塗り
サイズ : 13 cm × 9 cm(約 230ml)
白鷺木工は、「上質な器を、より多くの人に。」をモットーに
国産木にこだわる丸物木地のトータルメーカー。