こんにちは、小恰好商店の店長mikoです。
前回の記事で、コレステロール値が高くなる本当の理由についてお話ししました。
小麦が腸を傷つけ、リーキーガットを引き起こし、全身の慢性炎症が副腎を疲弊させ、結果的にコレステロール値が上がる、という流れでしたね。
その記事の中で、副腎の重要性について触れました。副腎は体の「ストレス・炎症対応センター」であり、コルチゾールというホルモンを分泌して炎症を抑える役割を果たしています。そして、すべての副腎ホルモンはコレステロールから作られているという話もしました。
今日は、その副腎に焦点を当てて、私の体験をシェアします。
それは、ステロイド剤という「魔法の薬」が、実は私の副腎を破壊し、健康を奪っていたという気づきです。
私がステロイド剤の罠に陥った日
2019年末、当時台湾に住んでいた頃、突然過労とストレスで私は掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という自己免疫疾患を発症しました。
手のひらと足の裏に膿を持った水疱ができ、それが破れて痛み、また新しい水疱ができては潰れを繰り返し、爪は剥がれ落ち、足は歩けないほど膿んで痛む。免疫が暴走し、自分自身を攻撃し続けるという、非常に辛い皮膚疾患です。
考えてみたら当時、私は美容サロンを4店舗経営していて、朝から会社に出て、店舗回りをしたりして、その後ランチ時間には夫の飲食店のお手伝い、仕事が終わった後も夫の店のお手伝いという、ありえないくらい1日ぶっ通しで昼休憩もなく働いていた頃でした。
しかも、夫が飲食店を開店する前まではずっと夫が専業主夫をしていたので、夫が作ったお弁当を会社に持参し、家ではグルテンフリーを基本とした自炊生活だったのに、飲食店を始めてからはガラリと変わり、だんだん食事が乱れ始め、閉店後はヘトヘトで料理もできず、その時間帯に開いているのは麺屋か餃子屋くらいしかなく、それらを持ち帰りして家で食べるという、ひどい食生活になってしまっていました。
もともとグルテンがダメな体質なのに、当時特に検査で小麦アレルギーだと言われたわけじゃないので、なんとなく食べないよりは食べた方がマシだと思って、小麦粉を毎晩のように食べ続けてしまっていました。ですから前回の記事に書いたようにリーキーガット(腸漏れ)の状態になっていた。そんな時に不注意で左手の中指を夫のお店で切ってしまい、そこに隣の店舗のおばちゃんが貸してくれた水絆創膏という強い化学物質に触れた途端、体中に悪寒が走り、今思い返すと、あれが発症の始まりでした。

上の写真、お見苦しくてすみません。爪が剥がれ落ち、手と足の裏の皮が水疱が潰れては膿を出して剥がれるの繰り返しの頃…。ちょうどこの頃から、病名に疑問を感じ、何軒も何軒も病院をハシゴし始めた頃でした。
行く病院、行く病院で、汗疱だ、白癬だ、接触性皮膚炎だ、乾癬だといろんな病名を言われ続けましたが、最終的に「掌蹠膿疱症」だとわかったのは、10軒以上回った最後の台湾大学付属病院でした。
それまで10軒以上回っても、どの医師も処方したのはメーカーが違ったり強さが違うだけで、全て「ステロイド剤」でした。それも飲み薬と塗り薬、両方です。私は何の疑問も持たずに使用し始めました。
最初の効果は劇的でした。炎症が抑えられ、水疱が減りました。「良かった、治るんだ」と思っていました。
でも、それは地獄の始まりに過ぎませんでした。
しばらくすると胃の調子が悪くなり、相談すると、すぐに医師は胃薬を処方しました。次に眠れなくなり、睡眠導入剤が追加されました。さらに太り始め、医師に聞くと、「副作用だから仕方ないですよ。」薬の量が増えるたびに体調がおかしくなっていきました。
気づけば、私は毎日5〜6種類の薬を飲む生活になっていました。どんどん薬も強くなっていき、あるときもらってきた薬の袋の適応症に「癌」と書いてあるのに気づいてびっくりしました。
それからは薬を飲むたびにぐったりし、朝起きられない、常に疲れている、集中力が続かない、イライラしやすい、風邪をひきやすい…。
「これ、本当に治療なの?」
ふと、そんな疑問が浮かびました。
ステロイド剤とは何か?なぜこんなに処方されるのか
ある日、医者が渡す薬に疑問を感じ始め、自分で自己免疫疾患や掌蹠膿疱症について調べ始めました。
その頃自分が飲んだり塗ったりしている薬についても、徹底的に調べ始めました。そして、ステロイド剤の恐ろしい真実を知ったのです。
ステロイド剤の正体
正式には「副腎皮質ステロイド」または「コルチコステロイド」と呼ばれ、副腎が作るコルチゾールというホルモンを人工的に合成した薬です。
前回の記事で説明したように、コルチゾールは副腎が分泌する強力な抗炎症ホルモンです。体内で炎症が起きると、副腎がコルチゾールを分泌し、炎症を鎮めます。これが体の正常な反応です。
ステロイド剤は、このコルチゾールを外から大量に投与することで、炎症を強制的に抑え込む薬なのです。
ステロイド剤が驚くほど広範囲に処方される理由
ステロイド剤は、以下のような様々な疾患に処方されます:
- 自己免疫疾患(関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、掌蹠膿疱症、橋本病など)
- アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、蕁麻疹など)
- 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎など)
- 皮膚疾患(湿疹、乾癬、接触性皮膚炎など)
- 呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎など)
- 腎臓疾患(ネフローゼ症候群など)
- 神経疾患(多発性硬化症など)
- がん治療の補助(化学療法の副作用軽減など)
つまり、炎症が関わるほとんどすべての疾患に、ステロイド剤が使われているのです。
効果は確かに劇的です。
炎症がピタリと止まります。痛みが消えます。腫れが引きます。呼吸が楽になります。皮膚がきれいになります。
だから医師はすぐに処方しますし、患者も「効いた!」と喜びます。「魔法の薬だ」と感じます。
私もそうでした。最初の数ヶ月は、「なんだ!すぐ治るじゃん!」そう楽観視していました。
でも、ここに大きな落とし穴がありました。
ステロイド剤が副腎を破壊するメカニズム
ステロイド剤の最も恐ろしい点は、体が本来持っている治癒システムを壊してしまうことです。
正常な炎症対応のメカニズム
通常、体内で炎症が起きると:
- 体が炎症を感知する
- 脳の視床下部が副腎に「コルチゾールを出せ!」と指令を送る
- 副腎がコルチゾールを分泌する
- コルチゾールが炎症を抑える
- 炎症が治まると、コルチゾールの分泌も減る
- 体は通常の状態に戻る
この一連の流れが正常に機能していれば、体は自分で炎症に対処できます。
だから前回の記事でも書きましたが、コレステロール値が高いことばかり気にする必要はないのです。
ある程度年齢を重ねれば、大なり小なり体に炎症があるのは自然なことです。副腎がコルチゾールを作るためにコレステロールを必要とするため、高齢になればコレステロール値が高くなるのは正常な反応なのです。
それなのにコレステロール値だけを薬で下げようとするから、副腎が機能できなくなり、炎症を抑えられなくなって、かえって病気が発症するのです。
実際に、コレステロール値が高い人の方がむしろがんの発症リスクが低いというデータもあるくらいです。コレステロールは免疫細胞の材料でもあり、体を守るために必要な物質だからです。
ステロイド剤投与後に起こること
しかし、ステロイド剤を外から投与すると、このシステムが狂い始めます:
第1段階:副腎の混乱
外からステロイド(人工コルチゾール)が入ってくると、体は「あれ?もうコルチゾールが十分にあるぞ」と勘違いします。
脳の視床下部は、「副腎が頑張りすぎているな。もう指令を出すのをやめよう」と判断します。
第2段階:副腎のサボり
視床下部からの指令が来なくなると、副腎は「自分で作る必要ないな」と判断し、働くのをやめ始めます。
最初はまだ機能を保っていますが、徐々にサボり始めます。まるで、長期間使わない筋肉が衰えていくように。
第3段階:副腎の機能低下
数週間、数ヶ月とステロイド剤を使い続けると、副腎は完全にサボり始めます。
そして、やがて「コルチゾールの作り方」を忘れてしまいます。
これが、ステロイド剤による医原性副腎機能不全です。
第4段階:離脱の悪夢
すでにステロイド中毒となっている体なのに、突然ステロイド剤をやめようとすると、恐ろしいことが起こります。
副腎が機能していないため、体は炎症を抑えられません。症状が一気に悪化します。これがリバウンドです。
さらに、急に中止すると副腎クリーゼという致命的な状態に陥ることがあります。症状は、極度の疲労感、吐き気、嘔吐、低血圧、意識障害、ショック状態、重い鬱状態。
だから医師はステロイド中毒にさせておきながら「自己判断でやめてはいけない」と言うのです。
第5段階:依存のループ
症状が悪化するため、患者は「やっぱり薬が必要だ」と思って再開してしまいます。
これが、ステロイド剤から抜け出せない人が多い理由です。
体が自分で治癒する力を、薬が完全に奪ってしまうのです。
ステロイド剤の副作用:医師は絶対教えてくれないこと
私がステロイド剤について調べて最も衝撃を受けたのは、副作用のリストの長さと深刻さでした。こんなこと、使い始める前にきちんと説明してくれる医者がいるでしょうか?
短期使用(数週間〜数ヶ月)でも起こりうる副作用
これらは比較的早く現れ、私も実際に経験しました:
消化器系:胃腸障害、胃潰瘍、胃炎、胃痛、胸焼け
睡眠・精神:不眠、気分の変動、イライラ、不安、うつ状態、時には躁状態
代謝系:食欲増進、体重増加(特にお腹周り)、顔のむくみ(ムーンフェイス)、高血糖、糖尿病のリスク
循環器系:高血圧、むくみ
免疫系:免疫力低下(感染症にかかりやすい、風邪が治りにくい)
皮膚:にきび、多毛、皮膚の薄化
私の場合、胃痛で胃薬、不眠で睡眠薬、体重増加…すべてステロイド剤の副作用だったのです。でも、医師はそれぞれの症状に対して新しい薬を出すだけで、「すべてステロイドが原因です」とは教えてくれませんでした。
長期使用(数ヶ月〜数年)で起こる深刻な副作用
さらに恐ろしいのは、長期使用による不可逆的な変化です:
内分泌系:副腎機能不全(副腎が働かなくなる)、成長障害(子どもの場合)、月経不順、性欲低下
骨・筋肉系:骨粗鬆症(骨が脆くなる)、骨折リスクの増加、筋力低下、筋萎縮
眼科系:白内障、緑内障、視力低下
代謝系:糖尿病、高脂血症、動脈硬化、メタボリックシンドローム
免疫系:重篤な感染症、結核の活性化、真菌感染
皮膚:皮膚の菲薄化(薄くなる)、傷の治癒力低下、皮下出血しやすい
精神系:うつ病、不安障害、時には精神病
心血管系:心筋梗塞、脳卒中のリスク増加
そして最も恐ろしいのが、副腎機能不全です。
副腎が完全に機能しなくなると、体はストレスに対処できなくなります。ちょっとした風邪、手術、怪我、強いストレスなどで、命に関わる状態に陥る可能性があるのです。
対症療法と根本治療の決定的かつ大きな違い
私はこの時、西洋医学の本質を理解しました。
西洋医学の専門分化という限界
現代の西洋医学は、体を細かく分割して見る「専門分化」を極限まで進めてきました。
皮膚に症状が出れば皮膚科。消化器に問題があれば消化器科。関節が痛ければ整形外科。気分が落ち込めば精神科。
各科の医師は、自分の専門領域だけを見て、その部位の症状を抑える薬を処方します。
私の場合もそうでした。皮膚科を受診すると、医師は私の手のひらと足の裏だけを見て、すぐにステロイド剤を処方しました。なぜその症状が出ているのか、生活習慣、食事、睡眠、ストレス—そんなことは一切聞かれません。
ステロイドで胃が痛くなると胃薬を処方。眠れなくなると睡眠薬を処方。
誰も、私という「人間全体」を診てくれませんでした。
必死の治療遍歴:それでも誰も答えをくれなかった
体はバラバラのパーツではありません。すべてが繋がっています。なのになぜ、全体を見ようとする医者はいないのだろうか?
腸の炎症が皮膚に現れ、副腎の疲労が精神症状として現れる。それは後で自分で調べてわかったことです。でも、西洋医学では、体の不調を全体を通して見るということは一切考えられていないと痛感しました。
西洋医学に疑問を持ち始めた私は、紹介を受けて有名な中医(中国伝統医学)の診療所にも行きました。しかし、そこでは「これはストレスからくる汗疱だ」と言われました。
(汗疱なんて生優しい疾患じゃない!とその場で憤慨しました)
脈を取って舌の色を見て終わり。めちゃくちゃ高い保険適用外の漢方の飲み薬を出されるだけでした。
もう誰を信じていいかわからない。
そこで、自分の病気について論文検索サイトで調べたり、専門書まで取り寄せて自分で細かく調べ始めました。すると、金属アレルギー説や扁桃摘出で効果があったという論文などを見つけたのです。
歯医者にも通い始め、金属の詰め物をセラミックに入れ替える作業もしました。その時に台湾大学出身の歯科医から言われた言葉が忘れられません。
「多くの中医が早く結果を出すために、抗生物質やステロイドを薬に混ぜている場合があるから注意してください。私は絶対に中医には怖くてかかれません」
また、この時の歯科医が台湾大学附属病院に行くように!とすっごい強く勧めるので、仕方なく最後の砦と思って、台湾大学附属病院の皮膚科部長を訪ねました。台湾で唯一、掌蹠膿疱症について論文を書いたことがある権威です。
扁桃摘出で効果があったという論文をコピーして持っていき、相談しました。
しかし、その権威ある医師の反応も同じでした。
「え?なにその論文見せて?ふむふむ。扁桃を切りたいのね?じゃあ耳鼻咽喉科に回すからそっちでまた詳しく相談してね」
結局、台湾大学附属病院で扁桃摘出手術を受けました。しかし、担当医師は終始、「なんだかわからないけど、この日本人女性が扁桃を切ってくれって懇願するから切ってやるわ」といった感じでした。切ってお仕舞い、という対応です。
まるで自分の専門分野じゃないから関係ない、という態度でした。院内で患者の治療経過を専門科を超えて連携する体制が一切できていないことを知り、ガッカリしました。
その後も、超高額な(日本だったら保険適用内でしたが、コロナ禍で帰国できませんでした)1本40万円もする日本製の生物製剤注射も自費で2本打ちました。
とにかく、いろんなことをしてきたんです。
でも、ここまで手を尽くしても、改善は一ミリも見られませんでした。
西洋医学が本当に優れているところ
誤解しないでください。私は西洋医学を全否定しているわけではありません。西洋医学が真に優れている分野だってあります。
それは、外科と感染症対策です。
骨折、盲腸、がんの切除、心臓手術—これらは西洋医学の素晴らしい成果です。そして、抗生物質の発見は人類史上最大の医学的進歩の一つでした。
つまり、西洋医学は「切って、抗生剤を渡す」という急性期医療において、圧倒的な力を発揮したと思うんです。
しかし、はっきり言って慢性疾患には無力です。
自己免疫疾患、アレルギー、生活習慣病、メンタルヘルスの問題—これらは切っても治りません。抗生物質も効きません。
むしろ処方された薬で病気が深刻化します。なぜなら根本的な解決にはなってないから。
これらの病気は、生活習慣の乱れ、慢性炎症、栄養不足、ストレス、環境毒素など、複数の要因が絡み合って起こります。だから、体を全体として見て、根本原因に取り組む必要があるのです。
対症療法と根本治療の違い
対症療法:症状を抑えるだけ。原因は放置。
炎症→ステロイド剤、痛み→鎮痛剤、高血圧→降圧剤、不眠→睡眠薬。
一つの症状を薬で抑えると、副作用で新しい症状が現れ、また新しい薬が処方される。こうして薬は増え続けます。
根本治療:症状の根本原因を探り、それを取り除く。
私の掌蹠膿疱症の場合:
- 対症療法:ステロイド剤で炎症を抑える(原因は放置)
- 根本治療:過労で副腎疲労、その上で小麦で腸が傷つきリーキーガット、睡眠不足で回復できない→これらすべてを改善する
私の体は「このままじゃダメだよ!」と悲鳴を上げていました。それが掌蹠膿疱症という形で現れていたのです。
でも、ステロイド剤はその悲鳴を薬で黙らせていただけでした。
火事で火災警報器が鳴っているのに、警報器のスイッチを切っただけで「解決した」と言っているようなものです。火事は燃え続けているのに。
だからこそ、自分自身で体全体を見る力を持つことが必要だと自覚したのです。
医師は専門分野のスペシャリストですが、あなたという人間全体を知っているのは、あなただけです。私にもわかりません。よく、自己免疫疾患をどうやって治したのですか?と、聞いてくる人がいます。しかし原因は100人いたら100通りあり、原因は自分しかわからないのです。
あなたの体が発するサインに気づき、生活習慣を変え、根本から健康を取り戻す。それができるのは、あなただけだし、あなたが覚悟して行動するだけでできるんです。
この動画は私に病気の根本を知らしめてくれた、かけがえのない動画です。
まだ観てない方は多言語にしてありますのでぜひご覧くださいませ。といっても、一度見ただけではこの動画の本質は理解できないかもしれません。私もこの動画はもう何十回も繰り返し見返しています。何度観てもいつも新しい発見がある、そんなかけがえのない動画です。
薬からの離脱と回復の道のり
真実を知った私は、決意しました。「ステロイド剤をやめる」
ちょうど薬を服用し始めてから10ヶ月経った頃でした。
本来なら日本に帰国し、統合医療に理解のある医師を見つけ、一緒にステロイド離脱プログラムを作り、数ヶ月かけて徐々に減量し、同時に生活習慣を徹底的に変えるのが本筋でしょう。
しかし、当時まだ台湾に住んでおり、しかもコロナ禍。自己免疫疾患で苦しんでいる中でワクチンは打たないという決断をし、日本への一時帰国も叶わない状況がずっと続いていました。
であるなら、本気で、死ぬ気で、全責任は自分で負う覚悟で取り組もうと腹を括り、ステロイド離脱プログラムを自分で勉強して組みました。(⚠️とても危険な行為なので、絶対に良い子はしないでください。理解のある統合医療の専門家に相談してください🙏)
離脱中は本当に死ぬほど辛かったです。顔も体もボロッボロになって、もう元に戻らないんじゃないかと不安で仕方ありませんでした。会社に行くと従業員からびっくりされ、心配されるほどでした。症状も今まで以上に悪化し、ゾンビのようでした。疲労感は極限に達し、何もやる気が起きず、まるでうつ病患者のようになって、何度も「やっぱり薬を使って楽になりたい。。。」そう思いました。
でも、踏ん張りました。死ぬほど踏ん張りました。
小麦を完全に断ち、甘いもの、加工食品、全てやめました。食事は間欠式断食とケトジェニック食にし、薬をデトックスすることとリーキーガットを改善するために八重山クロレラも毎日摂取しました。
夜10時には必ず寝る生活にシフトし、仕事量を減らし、瞑想と深呼吸を日課にしました。運動は激しいものは避け、通勤の徒歩と穏やかなヨガ、市営のスポーツセンターに行き、プールでウォーキングすること、サウナに入ることを週に2、3回継続しました。
その後、ストレスの大元であった会社を閉じる決断をし、全てを清算することにしました。
会社を閉じて一年経った頃に出した動画「病気が私に教えてくれたこと。」当時の想いを全てここに詰め込みました。まだご覧いただいてない方はぜひご覧ください。
ストレスが一気になくなっていったことと、食事や運動の効果が出てきて、徐々に体が変わり始めました。会社を閉じると決意した瞬間から、みるみる手が綺麗になっていき、会社清算の手続きが済んだ半年後には、ようやく薬が抜けて副腎が回復し始め、朝も気持ちよく目が覚めるようになり、エネルギーが少しづつ湧いてくるのを感じました。

上は2021年5月13日の写真。この動画を撮った頃、やっと人前に手が出せるくらい手も足も普通の状態になってきました。
昔の動画を見ていただくとわかりますが、ずっと手袋をして料理をしていました。どうして手袋しているの?というコメントに、いちいち病気を説明するのがめんどくさくて、無視し続けました。ごめんなさい。あの頃は本当に辛い日々を過ごしていました。
今では掌蹠膿疱症の症状は全く出なくなりました。実は去年くらいまでは、少量の小麦粉や外食などで出されるパスタやピザを一口だけ口にするなんてことはありました。そうすると体は正直で、次の日に手のひらに水泡が2、3個出て、そのまま萎んでいくという経験を何度もしました。
今年に入ってから断酒もはじめ、ジム通いにピラティスを始め、運動も真剣にやるようになりました。そうやって本気で体と真剣に向き合うようになったら、ついうっかり食べてしまうなんてことは馬鹿らしく思えるようになり、一切口にしたくなくなりました。
例えばお付き合いで出されても「小麦粉が食べられないんです。」とキッパリ断れるようになりました。多分この病気とは一生付き合っていかないといけないんだと覚悟しています。ですから今でも完治とは言えませんが、寛解の状態を継続しているという感じです。
副腎を回復させる4つの柱
私が副腎疲労から回復し、今、人生で最も健康でいられるのは、4つのシンプルな習慣のおかげです。
それは、食事、睡眠、運動、ストレスマネージメント。たったこれだけ。
これらは特別なことではありません。誰でも、今日から始められます。
食事:体は食べたものでできている
前回の記事で詳しく説明したように、小麦を断つことが第一歩です。それに加えて、加工食品、化学溶剤で抽出された不自然な食用油、白砂糖や異性化糖など、とにかく不自然な食品を摂らないことを徹底しています。
今、ものすごく調子が良くて毎日素晴らしい排便が出る理由は、日本帰国後、完全な日本の伝統食に戻したことが最も大きな転換点でした。
特に昼ごはんには、植物完熟堆肥だけで育てられた安全な玄米ご飯に、国産の安全なごまをふりかけて、有機野菜がたっぷり入った具沢山味噌汁、三年物の梅干し、自家製の糠漬け、焼き海苔、そして本醸造の発酵調味料を使って。まるで昔のおばあちゃんが食べてたような食事です。
改めて「体は食べたものでできている」と毎日実感しています。質の良い食事は、最高の薬です。
副腎に必要な栄養素
副腎はコルチゾールを作るために膨大な栄養素を必要とします。特にビタミンC、ビタミンB群、マグネシウム、亜鉛、良質なタンパク質と脂質が不可欠です。
これらは日々の食事から十分に摂取できます。海藻、魚、玄米、野菜類。そしてここにプラスアルファとして八重山クロレラや自家製甘酒スペシャル、体調を見て必要なサプリを上乗せするのです。
避けるべきもの
逆に避けるべきは、小麦、甘いもの、加工食品です。特に私の場合は小麦粉がダメだとわかっていたので、グルテンフリー食を徹底しました。体に合わない食品は人それぞれですが、これらの食品は無くすと体調が良くなる人ばかりだと思いますので、ぜひ騙されたと思ってやってみてください。
さらに、この時期は非常に肌が敏感なので、服、化粧品、洗剤などに含まれる化学薬品にも気をつけたいところです。できるだけ自然にないものはシャットアウトしていました。実はこれらすべて、炎症を引き起こす物質なのです。
ちなみに、宣伝ではないですが、私たち夫婦が運営している小恰好商店では、私が食べられて、しかも安全で、美味しいものしか販売しておりません。要するに、グルテンフリー食しか置いておりません。また、日用品に関しても肌に優しいもの、脱化学物質の普段私が使っている商品を置いております。ぜひ覗いてみてください。
睡眠:副腎が回復する唯一の時間
良質な睡眠は、副腎が回復する唯一の方法です。特に夜10時から午前2時のゴールデンタイムに深い睡眠に入っていることが重要です。
この時間帯に成長ホルモンが分泌され、細胞の修復が行われ、副腎が回復します。
どんなに仕事が忙しくても、この時間は自分の体に捧げてください。いや、病気だったら尚更です。
仕事より健康。
人生の優先順位をきちんと決め、夜更かししない。だって健康じゃないと、仕事でも遊びでもいいパフォーマンスは出せないんですから。
運動:適度な運動が体を最適化する
運動は、適度であれば体のあらゆるシステムを最適化してくれます。
ただし、副腎疲労があるときに激しい運動をすると、副腎をさらに疲弊させてしまいます。
おすすめは、毎日30分〜1時間のウォーキング、気持ちいいと感じる程度のヨガ、軽いストレッチです。自然の中を歩くことは、ストレスホルモンを劇的に下げてくれます。
病気だからといって寝っ転がっていては、恒常性機能(体が元に戻ろうとするスイッチ)が元通りに動き始めません。
ストレスマネージメント:副腎の最大の敵
ストレスマネージメントは、副腎疲労を防ぐ最も重要な要素です。ストレスは副腎の最大の敵です。
瞑想、深呼吸、自然と触れ合う時間、人間関係の整理、NOと言う勇気、笑うこと、感謝の習慣。
自分だけでは解決しない問題には悩んでも無駄です。
例えば、将来への漠然とした不安や、家族間のトラブル、仕事上の人間関係など、自分ひとりでは解決できない問題で悩むのはナンセンスです。自分の気持ちは変えられるけど、人は変えられない。今現在は変えられるけど、過去は変えられない。自分で変えられない悩みは手放してみることをお勧めします。
動画「50歳を前に私が止めこと」。こちらは会社を閉業した後に作った動画です。
誰からも好かれるいい人になる必要なんてありません。まずは自分が一番大事。いつでも笑っていられるように、自分に優しくなってみてください。
(甘いものでご褒美!と勘違いしないでくださいね!笑)
これらすべてが、副腎を守ってくれます。
サプリメントの真価:土台があってこそ
そして、八重山クロレラのような質の高いサプリメントは、これらの基礎の上に立ったときに、その真価を発揮します。
炎症を起こし続けながらサプリメントを飲んでも意味がありません。まず火種を消し、土台を整える。その上で、クロレラが体の回復を加速してくれるのです。ちなみにクロレラを誤解されている方がいらっしゃるかもしれませんが、これはサプリメントではなくれっきとした藻の一種、海苔やわかめと同じ種族のホールフードです。
クロレラは地球で最も古くから存在する単細胞藻類です。この一つの細胞は生命力が旺盛で、たくさんのミトコンドリアを抱えています。その原始的な強さが、私たちの細胞を元気にしてくれるのです。
すぐに、八重山クロレラは何に効きますか?と聞く人がいますが、何にかに効く、のではありません。体の不協和音を調律してくれる、そんな効果があるのです。
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💁♀️ 最後に
ステロイド剤は、決して悪い薬ではありません。命を救う場面もありますし、短期間の使用なら有用な場合もあります。でも、長期間使い続けること、安易に使うこと、そして、そもそもどんな薬かしっかり説明もなく簡単に処方する今の医療現場、それが問題なのです。
そして、多くの医師は対症療法しか知りません。根本原因を探り、生活習慣を変えることで治癒する可能性については、一切教えてくれません。
だからこそ、あなた自身が知識を持ち、自分の体に責任を持つ必要があるのです。
病気を遠ざける最も重要な方法は、食事、睡眠、運動、ストレスマネージメントです。
これらは特別なことではありません。でも、これらを実践することで、ほとんどの慢性疾患は防げます。そして、すでに病気になっていても、回復への道は開けます。
もしあなたが今、ステロイド剤を使っているなら。もしあなたが、原因不明の慢性疲労に悩んでいるなら。もしあなたが、本当の健康を取り戻したいと思っているなら。
今日から、自分と本気で向き合ってみませんか?
その小さな一歩が、あなたの人生を変えます。私がそうだったように。
健康は、誰かに与えられるものではありません。あなた自身が日々の選択で創り上げていくものです。
さあ、あなたの健康を、今日から取り戻しましょう。
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